psqlがPeer authentication faild for user 'foo'のエラーで接続できない場合

タグ: database / 公開: 2014-06-06

PostgreSQLでユーザを追加した後にpsqlコマンドを使ってそのユーザで接続を試みると以下のエラーが発生した。 これはUNIXドメインソケットでPeer認証を行った結果として発生するエラーである。

$ psql -U foo
psql: FATAL:  Peer authentication failed for user "foo"

このエラーが発生する場合、PostgreSQLの設定ファイルpg_hba.confに以下のような一文があるはずだ。 これはUNIXドメインソケットによるローカル接続においてPeer認証を行う設定である。 Peer認証はOSのユーザを使った認証であり、この例ではOSのfooユーザが認証しないと失敗する。 psqlはデフォルトでローカル接続を試みるため、Peer認証が失敗してエラーとなるのだ。

local all all peer

このエラーを回避するには以下の方法がある。

  1. ローカル接続でパスワード認証など別の認証方法を使うよう設定を変更する
  2. psqlコマンドでホストを指定してTCP/IP経由で接続するようにする

1.の場合、例えばローカル接続にパスワード認証を使用するように設定すれば良い。

local all all md5

2.の場合、psqlコマンドでホスト名は-hオプションで指定する。 これでTCP/IPが利用され、正しく接続できるはずである。

$ psql -U foo -h localhost
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ぺけみさお / xmisao
プログラマ。
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